ママ自身が女性ということもあり、お子様のおちんちんに何かあってもそれが正常なのか病気なのか判断ができないということは多いようです。
しかしながらこどもが小さいうちはほかの部位と同様に十分に観察して、何か変化があればすぐに受診することが大切です。特にお子様が痛みを訴えたり掻いたりといった症状がある場合は早めの受診をお勧めします。
陰嚢の中にある睾丸にもいろいろな病気があります。以下のような症状があったら受診が必要です。特に痛みがある場合は精巣捻転症等の病気の可能性がありますので、すぐに受診する必要があります。
5歳を過ぎても月1回以上のおねしょが3ヶ月以上続くものを夜尿症と言います。5歳児で20%程度見られ、7歳児の夜尿症のお子さんは10%程度です。その後年間約15%ずつ自然治癒していくとされますが、成人になっても夜尿症がまれに残ると報告されています。女児に比べ男児に多く見られ、両親のどちらかに夜尿症の既往がある場合、お子さんが夜尿症になる頻度が高くなります。 しかし、お子さんの発達はその子によって個人差があり、夜尿症は多くの場合、加齢とともに自然と治ってくることが多いものです。けれども、周りのお子様と比べたり、親自身が焦ったりするとお子様自身も不安になってしまうようです。心配な場合は、泌尿器系での異常がないか確認するためにも一度来院をお勧めします。